北大医学部創立100周年記念事業のプロローグとして2018年ノーベル生理学医学賞を受賞された本庶佑先生の講演会が開催されました。満員の参加者の中、免疫学研究の歴史的経緯とチェックポイント阻害剤の発見についての講演会と若手へのメッセージを込めたパネルディスカッションで大盛会でした。今回の表紙の写真は、プロが撮影したものですが、若者に語りかける本庶先生の生き生きとした表情がとらえられているため掲載させていただきました。タイトルは、本庶先生が、ノーベル博物館に寄贈した色紙に書かれた言葉です。聴衆のなかから、未来のノーベル生理学医学賞受賞者が出ることを期待します。(66期　田中伸哉）