本間 研一
 横書きにチャレンジ
同窓会編集委員長
橋本 紘治 (47期)
 

 今号から当同窓会新聞を横書きで発行することになりました。同窓会新聞は昭和36年4月25日に第1号が発行されて以来丁度第120号の節目となります。長い間慣れ親しんだ縦書きの紙面が突然横書きになって、会員の皆様がどのようにお感じになられるか心配でもありますが、実は横書き案は28年ほど前にも一度検討されたことがありました。昭和51年の同窓会役員改選で編集委員長に就任された都留美都雄先生(19期・脳神経外科学教授)は、その頃やや低調ぎみだった編集委員会の刷新を図り、同窓会新聞の紙面改革を計画されました。
  新委員長最初の第36号の新聞は、先ず題字をそれまでの明朝体縦書きから、当時の同窓会理事長山崎武夫先生(14期・北海道医師会長)の毛筆で書いて頂いて横書きに変えられ、更にはもっと内容を豊かにするために全国各地からの記事の掲載や文芸欄を設けることなど多くの改革を実行されました。当時私は編集委員の一人として、この際一気に紙面全体も横書きにすることを提案してみましたが、協議の結果編集委員会の決定を得るまでには至らず、その案は実現致しませんでした。
  同窓会新聞の記事にはアルファベットや数字が比較的多いことや眼球運動にとっても横書きの方が読み易いであろうという思いがありましたので、かつて28年前に一度提案した横書き案を再び昨年から編集委員会で検討し始めました。既刊号を横書きで組み直し、試作を重ねながら協議した結果、ようやく今号から横書きにすることが決まりました。
  編集委員一同、常に一歩前進を目指すチャレンジ精神で刊行物の作成に取組んでいます。今後とも会員の先生方からのご意見等を参考にしながら改良して行きますので、ご遠慮なくご感想をお寄せ下るようお願い致します。

 
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