茨城フラテ会
 
秋山三郎(47期)
   

 「茨城フラテ会」は医学部卒業生で、茨城県内在住者か県内の病院や診療所、又は事業所に勤務するものがその対象で、特に会則もなく極めてゆるやかな構成となっております。茨城フラテ会の起源はいつのころからか、はっきりしませんが、北大から遠く離れ、つながりも無く、医局や関連病院によるバックアップもない諸先輩たちが医師会活動を通じ、出会い、旧交を温めたのがその始まりと思われます。茨城フラテ会の現会員数は土浦を中心とする県南地域14名、水戸を中心とする県央地域に17名、日立市を中心とする県北地域に4名、計30余名を数えます。
  茨城フラテ会の活動は会員住所録の作成と発行、慶弔時の連絡、茨城フラテ懇親会の開催が主要な活動となっております。フラテ懇親会は年2回ー年末にかけ忘年会若しくは新年会を水戸地区で開催、他の1回は納涼会若しくは観楓会の名目で水戸地区以外の各地でー開催しようとの申し合わせが一応なされております。又、これら定期的な懇親会の他に、県外の北大関係者が学会の講演などで茨城県に来られたときも会員の先生に呼びかけて、臨時の懇親会の席を設け、来県された先生を囲み、一献、酒を酌み交わし、会員相互の親睦を図っております。
  この様に何とか年に1〜2回のフラテ懇親会を開催しようとして来ましたが、この1〜2年の間に、樋渡喜一(13期、高萩市)、遊座文治(13期、ひたちなか市)、直江敏郎(27期、下館市)などフラテ懇親会に積極的に出席されていた茨城フラテ会の長老を相次いで亡くし茨城フラテ会への求心力が低下、最近では年1回のフラテ懇親会を開くのもなかなか困難な状況になっております。 

 
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